土佐茶とは高知県地形を活かした特産のお茶
高知県は山地が89%という山国、四国山脈に降った雨が流れ出し多くの 清流を作り、豊かな自然に恵まれた地形となっています。
仁淀川や四万十川などの標高が高い上流域の河川の傾斜地で栽培されています。
お茶の栽培時に日照時間が長いと苦味成分が多くなりますが、昼夜の温度差が大きく、霧が発生しやすい、また日の出が遅く日没が早い山間部という条件より、苦みが少なく、深い味わいのお茶が生まれます。
全国の産地と比較しても高い品質と評価のある「土佐茶」は高知県ならではの味わいです。
四万十川源流茶畑
幾筋の清流の中でも四万十川は、人の手で開発されることなく、豊かな自然に 恵まれたダムのない日本最後の清流として有名です。 その四万十川源流域に位置し、坂本竜馬脱藩の道としてゆかりのある 津野町(旧東津野村)はお茶の産地で、山の斜面を利用して、至る所で お茶畑が作られています。